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手根管症候群

手根管症候群とは

手根管症候群とは難しい病名ですが、手の平のつけ根部分にある手根管の中で正中神経が圧迫されてしまい、麻痺が生じる病態です。通常中年期の成人にみられ、女性に多い病気です。

手根管とは

手の平のつけ根部分を医学的には「手根部」と言います。目で見ても、母指(親指)側の舟状骨、大菱形骨と小指側の豆状骨、有鈎骨が高くなっているのがわかると思います。これらの骨の間は、屈筋支帯(もしくは横手根靭帯)と呼ばれる靭帯で覆われています。この骨と靭帯で覆われた狭いスペースを手根管と呼びます。

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手根管は手根部で骨と靭帯に囲まれた狭いスペースを正中神経が通過します

手根管はスペース的には狭いですが、この中を、正中神経と長母指屈筋腱、浅指屈筋腱(示指、中指、薬指、小指)、深指屈筋腱(示指、中指、薬指、小指)の合計9本の腱が通過しています。この部分で様々な原因による正中神経の圧迫により、疼痛・痺れ・麻痺が発生してしまうのが、手根管症候群です。

手根管症候群の症状

右手の親指、示指、中指の痛みとしびれ。また、薬指の親指側の半分の痛み、しびれ、母指の基部の筋肉の筋力低下です。特に母指の基部の筋力低下が進行すると、手術をうけたあとでも回復が難しくなりますので、早期の治療を受ける必要があります。

手根管症候群の原因

特に原因のない方も多いですが、症状を訴える患者さんの大部分は、反復して手関節を屈曲、進展する仕事、家事などに従事している方が多いです。事務職で手関節に負担のかかる仕事と家事が重なったことが原因と考えられました。
それ以外では手関節近くの骨折、脱臼、変形性関節症、腱鞘炎、痛風、アミロイド沈着、慢性関節リウマチ、ガングリオン、軟部腫瘍などさまざまな病気が原因となって発症することが多いです。

手根管症候群の診断

■ティネルサイン陽性

神経が圧迫されている部位を指や道具で叩くと障害されている指先に知覚異常が発生します。

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神経が圧迫されている部位を指で叩くと しびれている指先に痛みが発生します

■ファーレンテスト陽性

手関節を60秒間強度の屈曲位におくと障害された指先の感覚異常が発生することをファーレンテスト陽性とします。

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手関節を60秒間強度屈曲位で保持します

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手根管は手根骨に囲まれた狭いスペースであることがわかります

手根管症候群の治療・リハビリ

■鍼灸治療

鍼灸治療では大陵穴と郄門穴に電気鍼治療を行います。当院ではこれに超音波治療と高周波治療を加えることにより効果を上げています。

■安静

仕事に関連して発生する手根管症候群の場合、仕事を制限することで症状の軽快が期待できます。単純に手を使用しない安静も有効でしょうが、「シーネ」という固定具を24時間ないし夜間だけ使用する方法もあります。

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固定具を使用し手関節を安静位に保ちます
安静にすることで軽快した後に仕事をフルで再開すると、手根管の症状が再発してしまうことが多いようです。

■鎮痛薬

ボルタレン、ロキソニンなど非ステロイド消炎鎮痛薬(NSAIDと省略されます)。
ボルタレンは、1錠15.3円で1日3回食後に服用。副作用は胃部不快感、浮腫、発疹、ショック、消化管潰瘍、再生不良性貧血、皮膚粘膜眼症候群、急性腎 不 全、ネフローゼ、重症喘息発作(アスピリン喘息)、間質性肺炎、うっ血性心不全、心筋梗塞、無菌性髄膜炎、肝障害、ライ症候群など重症な脳障害、横紋筋融 解症、脳血管障害胃炎。
ロキソニンは、1錠22.3円で1日3回食後に服用、副作用はボルタレンと同様。
どちらの薬でも胃潰瘍を合併することがありますので、胃薬、抗潰瘍薬などと一緒に処方されます。5年間、10年間の長期服用で腎機能低下などの副作用がありますので、注意が必要。稀に血液透析が必要となる場合もあるので、漫然と長期投与を受けることはできる限り避けて下さい。
鎮痛薬の問題点は数ヶ月以上の服薬で胃腸症状、腎機能低下が高率に発生しますので、急性期を過ぎたら主治医と相談し、減量ないし休薬を考えましょう。

■神経再生薬

メチコバール ビタミンB12 障害された神経の修復を促進させる作用を持ちます。1錠21.1円を1日3回服用します。後発薬では5.6円のものが複数あります。4週間の服用で64%の改善率があります。副作用ですが、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、発疹などがあります。Aさんはメチコバールを2ヶ月間服用しましたが、あまり改善はみられませんでした。

■ステロイドの注射

手根管症候群では手根管の中へのステロイド注射が有効です。通院をしながらこの治療を受けることが可能。Aさんは一度この治療を受け数ヶ月は症状が消えていましたが、治療半年後に症状が再発しました。
そのため手術治療を考慮して、クリニックの紹介で総合病院の整形外科外来を受診しました。

■手根管開放術

正中神経に対する圧迫を除去するために、横手根靭帯を切り離しする手術です。靭帯を切離した後に神経の剥離を行う場合があります。通常は靭帯の切離単独の手術です。つまり神経剥離がない場合、皮膚と靭帯だけの手術ですので、人体への侵襲は最小限の手術です。この手術はほとんどの手根管症候群に対して有効であり、90%以上の患者が職場に復帰しています。

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屈筋支帯(横手根靭帯)を黄色の線の位置で切り離し 正中神経への圧迫を除去します

母指球の筋肉が完全に萎縮すると、回復するのに1年以上かかったり、回復しないケースもあります。早めの治療が必要です。手根管症候群の保存療法として、鍼灸治療がかなり有効です。

患者様からの声

あなたの両手の手根管症候群は両手とも手術した方が良いと言われ悩んでいました。

両手の手根管症候群で整形外科に通院していましたイニシャル Y.Y 様 男性 79才

私は両手の手根管症候群で整形外科に通院していましたが、あなたの両手の手根管症候群は両手とも手術した方が良いと言われ悩んでいました。

そこで、ある知人から恵比寿鍼灸整骨院の鍼灸治療の話をきいて、恵比寿鍼灸整骨院で治療することにしました。

毎日、鍼治療と施術を受けたところ、両手のしびれが大分よくなってきました。今ではタオルも搾れます。