鍼灸よもやま話 ~食欲不振
2017-05-20
食欲は健康のバロメータの一つです。食欲がない、食後すぐに腹が張って苦しい、みぞおちに不快感があるなどの症状があると気がめいり元気が出ません。
東洋医学ではこのような症状は脾胃の機能低下によって発症すると考えます。脾胃は消化吸収を司りますが、飲食の不摂生や精神的ストレスによって機能低下が起こります。従って飲食の摂生につとめることが何より大切になりますが、合わせてツボ療法を行って下さい。
食欲不振に効くツボは向こうずねの外縁を下から擦り上げ、指が止まるところ(足三里)と上腹部の臍とみぞおちの中間(中脘)です。是非、温灸や指圧をしてみて下さい。
院長 北村敏樹
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